君が行くなら間違いない

いつか再び同じ道へと続く

久しぶりにquarterを見た話

 
今までのコンサートで1番っていうくらいquarterが大好きで、最低でも1日1回は「RAY」を見るのが習慣になっていました。
 
田口くんの脱退が発表される前日までのことです。
 
毎日見るもんだからquarterのdisc2はもうずっとHDDの中に入ったままで、お風呂からあがって髪の毛を乾かして、歯磨きしながら「RAY」を見て、まだ眠たくなければそこからアンコールまで見て、次の日の朝がゆっくりできるならdisc1に入れ替えてお気に入りの曲を中心に順番に見る。見終わったら明日も頑張ろうとか、そんなことを思いながら自分の部屋に向かって、ベッドの中でついさっきまで見ていたDVDの内容を噛み締めながら眠りにつく。それが私の日課でした。
 
ベストアーティストは友達の家で見ていました。同じジャニオタだけど担当するグループは違う3人。発表を聞いて悲しんでくれたり、慰めてくれたりしたけど、そういった気遣いはそのとき受け止められなくて、自担じゃないのに分かったような口をきかないでよ!と思っていました。今振り返ってみると、あの発表を誰かと聞くことができたのはとても有り難いことだな、と思います。
 
家に帰ってお風呂に入って、髪の毛を乾かしたのにDVDの再生スイッチが押せませんでした。怖くて田口くんの涙を見れなかった。そのときは春以降のKAT-TUNの形も分からなくて、そんな不安なときに大好きなものを見て、やっぱり大好きだって実感するのも怖かった。
 
「RAY」の田口くんが大好きです。本人が本来持っている顔面偏差値の高さやスタイルの良さと、それらをより引き立てる最高の衣装。そして何よりも彼のダンス。
 
見たら余計悲しくなってしまう気がしてそれからずっと見ないようにしていて。
 
そんな「RAY」、というかquarterを見ました。
 
自分でもどんな感情になるのか予想がつかなかったのですが、見てみると案外すんなり見れて。あ、全然大丈夫じゃん。3ヶ月も何してたんだろう、もったいなかったなって思いました。
 
でも、やっぱり進むにつれてどんどん悲しくなってしまって。こんなにカッコいいのに、こんなに素晴らしいのに。3月になれば田口くんはKAT-TUNも事務所もやめて、3人のKAT-TUNはドームコンサートを最後に無期限の「充電期間」へ。
 
前向きになれるニュースもたくさんあるけど、でもやっぱり私はまだ完全に前向きにはなれないみたいです。